昼間、近所のスーパーへ買い出しに行ったら、「のし餅 注文受付票」が目に入った。のし餅なんて、何年お目にかかってないかしら。
子どもの頃スーパーなんてなかったから、八百屋さん、魚屋さん、豆腐屋さんの車が週2回くらい近所に来て、玄関先で威勢よく「お寒うござ〜い」って、声をかけてくれた。その八百屋さんに毎年のし餅を頼んでいたから、なんだか懐かしくなっちゃった。
のし餅が届くと、母はすぐさま包丁で食べやすい大きさに切り分けて、消毒したタッパーに保存してた。ある年、母が忙しかったのか、のし餅を切るのが配達の翌日になったことがあって、まぁ〜、お餅がカチンコチンで難儀してたわ。実家は鉄骨屋で色んな道具があったけど、ナタと木槌を台所で見るなんて、子どもでも驚いたわ。
あぁ〜、お餅食べたくなってきた!!今度スーパーで買おうっと!